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全日本ハーモニカ連盟について

All Japan Harmonica federation

全日本ハーモニカ連盟の経緯

ハーモニカが一般の人たちに楽しまれるようになった昭和2年(1927年)に、更にハーモニカの楽しさを普及するために、当時、東京を中心に活躍していたハーモニカ奏者や愛好者の主だった人たちが中心になって連盟を作りました。
「真野泰光」が会長、理事長が「宮田東峰」でした。当時、真野泰光は27歳、宮田氏も同年代、集まった理事役員も高校生や大学生も含み30才未満の若い集団でした。
その年からハーモニカに関するニュースや寄稿を載せた「ハーモニカ・ニュース」と言う機関紙を毎月発行しました。(太平洋戦争が始まる昭和16年まで続けました。)
ニュースはどうしても東京が中心になるので各地の有力者に理事をお願いし地方のニュースも送って貰いました。毎月の発行に費用が掛かるので、当時、トンボの副社長であった真野泰光が殆どを負担していました。
現在は、全連では機関紙は発行していませんが、常任理事会、フォーラムなどに掛かる費用などは今までの慣習でトンボ楽器が負担しています。
よく全連はトンボ楽器の宣伝機関だと言う人がいますが、メーカー色や政治色は出さず、伝統に基づいて純粋にハーモニカ愛好者の組織として、ハーモニカの発展の為に役に立ちたいと思っています。
その実績は皆様に認められていると存じます。

全日本ハーモニカ連盟の事業
 

日本各地のハーモニカ愛好者や奏者やグループは、夫々の目的で活動しています。
先ず各地の皆さん方が活動することが大切なのです。
でも、それがバラバラより、お互いに連絡し合い、仲良く活動することができれば効果は大きくなります。
現在では日本の各地ごとにハーモニカ連盟やハーモニカ協会があります。関西には「関西ハーモニカ連盟」があります。
外に「北海道」「東北」「関東」「中部」「関西」「四国」「中国」「九州」に連盟があり、お互いに連絡ができるようになっています。

全連では、過去に、「ハーモニカ150年祭」(1977年:これは過去にドイツで1927年に100年祭を開催したことに基づいています。) 
そのほかにも 「ハーモニカ渡来100年」キャンペーン、「国際ハーモニカ大会」(横浜:1995年)、「第4回アジア太平洋ハーモニカ大会」(2002年:厚木市と共催)などを企画し全国のハーモニカ団体の協力を得て成功させています。
また各地のハーモニカ・イベントやコンサートの協賛も行っています。

世界各国や組織との連絡の窓口としての役割も負っています。
世界には様々なハーモニカ団体があります。(例えば、台湾=台湾ハーモニカ芸術促進協会(HAPA)、香港ハーモニカ協会、シンガポール・ハーモニカ協会(HAS)、韓国ハーモニカ協会(KHA)、マレーシア・ハーモニカ協会(MHA)、フランス・ハーモニカ協会(FH)、アメリカ・ハーモニカ協会(Spah)、中国では、上海、北京、天津などの各組織など、)またメーカー系の組織であるホーナーの「FIH・Japan」、鈴木楽器の「ハーモニカ振興会」とも連絡しています。

日本各地でハーモニカ発展の為に尽くしている方や優れた奏者などについては、賞を差し上げて今後の励みにして頂こうということで、毎年、各地の連盟や協会などから推薦して頂いた方から10名~15名の方や団体に「日本ハーモニカ賞」を差し上げています。

 

ニュース・リリースの発行
「日本ハーモニカ賞」受賞者などのニュースを、マスコミ関係者に発送しています。

年1回(恒例では、毎年4月:第3日曜日)に、全日本ハーモニカ連盟主催で「ハーモニカ・フォーラム」を開催しています。この会には全国から100~150名が集まります。日頃、なかなか会えない各地のハーモニカ関係者が集まる貴重な機会になっています。
「日本ハーモニカ賞」もこの席で差し上げています。

 


全日本ハーモニカ連盟の組織


現在の組織は規約のとおり、各ハーモニカ団体の役員、責任者、地方を代表するハーモニカ関係者、そして日本を代表するハーモニカ奏者などで組織されています。
会員は各地の団体の推薦、常任理事会の推薦によって登録されます。

※一般会員の公募は行っておりません。 
入会金や会費は一切ありません。すべてボランティアとして参加をお願いしています。
 
規約のとおり会長、理事長、副会長、常任理事、理事、監事、そのほかに特別顧問、顧問、参与、があります。
理事から常任理事を選び、年に4~5回、常任理事会を開いて、各地のイベントの情報交換、「ハーモニカ賞」の選定などを行っています。

新しい会員は、各地方のハーモニカ団体からの推薦、常任理事会の推薦により、先ず「幹事」として登録になり、幹事が3年以上経過した方の中から理事を選んでいます。
各理事や幹事は、組織の一員ですが、特に全連としての決まった義務的な仕事はありません。
全連の一員として各自が従来活動を通じてハーモニカ普及発展に尽くしていただければよい訳です。
が同時に新しい感覚でハーモニカの普及や発展に対するアイディアや事業の提案もして頂きたいのです。

 

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全日本ハーモニカ連盟

会長:真野照久

全日本ハーモニカ連盟 主な役員

(2023年4月23日現在

名誉会長:真野 泰治

会長:真野照久

理事長:田邊 峯光

副理事長:町田 明夫

副理事長:水野 隆元

副理事長:中西 基起

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